組織に身を置く以上、やはり目指すは部長職、あるいはその上の役員クラスといった上級管理職となってくると思います。
これを書いてる私も、まさに下剋上よろしくな思いで上の状況を伺っている次第でありますが、順番待ちをしているだけでは昇格のチャンスは巡ってはこないもの。
手繰り寄せるためには、自分自身を「いつでもその立場になれるよ」的な状況にしておく必要があるかと常々考えております。
そこで、上級管理職になるために必要な能力・スキルを中間管理職の私が独断と偏見で３つまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
数字に対するセンス
業界にもよりますが、特に上級管理職に関しては結果が全てといっても過言ではありません。何事においても数値化された定量的な情報をもとにジャッジされる世界であるため、数字を読み解く力が必須となってきます。
なお、ただ単に数字の良し悪しが見れるってだけではなく、相対的な比較であったり、数字の推移から今後どのような動きとなるかの予測を立てるなどの分析力も必要となってきます。
例えば、人事関係の仕事であれば自社の離職率の推移などを実際の取り組んでいる施策と照らし合わせて効果検証をするといったこともその一つとなってきます。
逆にそういうことをやっていない企業であれば良いアピールポイントとなってきますので、人事権を持ってる方にそれとなくプレゼンをすると「着眼点がイイね！」と昇格をグッと近づけることも可能なんじゃないでしょうか。
場を取り仕切れるトーク力
人の上に立つ立場であれば、とにかく喋れないと話になりませんが、さらに上を目指すのであれば、場を掌握できるトーク力が大事になってきます。
ただ単に威張りくさってベラベラと喋るのではなく、どちらかと言えばバラエティー番組のMCのようなユーモアセンス、トークの回しといった「対話のマネジメント能力」がそれに該当するかと思います。
特にこの辺りは飲み会などで効力を発揮するので、上司と飲みに行った際にはこのあたりを意識してアピールすれば、アナタの潜在能力を認めてくれるかと思います。
※上司がポンコツの場合はその限りではありませんが、、
なお、「自分は口ベタだ」「オモシロイことなんて言えない」と思われる方もおられると思いますが、そういった場合は、先に挙げたMCのトークで成り立っているようなバラエティー番組をひたすら研究する、もしくは合コンなどの女子を楽しませないといけない状況に身を置くなどして鍛錬をしていけば、少しずつではありますがトーク力は上がっていくと思います。
※既婚者の方もスキルアップの一貫として合コンに参加するのもアリ(責任は持てませんが・・・)
人を惹きつけるビジュアル
ここでのビジュアルとは「ファッション」のことを指しており、「顔が男前であること」を言っているわけではありません。
歳を重ねていくとどうしてもファッションにはあまり気を遣わなくなってしまいがちでありますが、やはり人は外見で判断しますので、この点に気が遣えるかどうかで印象が変わってくると言えます。
何も「高級品に身を包もう！」と言っているわけではなく、例えばスーツファッションであれば、スーツ、靴の配色に気を遣う、メガネをちょっと変わったデザインのものにしてみる、といったことでもかなり印象が変わってきます。
仕事も出来る、トーク力もある、かつオシャレと来れば、もう出世したも同然です^^
結構簡単なようで、中高年の方は意外にやっていないことでもありますので、今まで意識したことがない方は、実践の価値アリな内容だと言えます。
ただし、あまりファッションのことを詳しくない方が自己流でアレコレやってしまうと、失敗する恐れがありますので、無難いくのであれば、雑誌のコーディネートを丸ごとマネしてやってみるのが一番手っ取り早く、かつ確実かと思います。
何事もまずは行動から！
上級管理職になるための必要なスキルをご紹介しましたが、いずれにおいてもまずは実践することが非常に重要です。
最初はうまく行かないことも多いかもしれませんが、数をこなすことで様々な経験を積むことが出来ますので、その経験がよりアナタを高みに持って行くことが出来ると言えます。
今まで意識したことがない方からしたらハードルが高い話かもしれませんが、チャレンジすることで新しい自分を発見することも出来ますので、勇気を出してスキルアップの海に飛び込んでみましょう！